ちょっとしたことで怒ってしまう。周りにそんな人はいませんか?怒りをぶつけられてもどうしたらいいのか。。もしかしたら、相手も「怒りたくないのに。。」そう思っているかもしれません。
怒りのタイプを知っておくと傾向と対策がわかるようになります。知っていれば、すぐカッとなってしまう相手の反応、自分の怒りの感情に対応ができ、怒りのコントロールが取れるようになります。チェック式でどんなタイプがあてはまるのかを見てみましょう。
怒りっぽい人の性格や心理的な特徴
怒りの感情に反応しやすい人にはいくつかの特徴があります。以下に、怒りっぽい人の性格や心理的な特徴をいくつか紹介します。
- 根に持つ性格:根に持つタイプの人は、過去にされた嫌なことをずっと思い出し、相手の顔を見ると再びイライラの感情が前面に出てきます。この性格の人は粘着気質があり、相手に対して何度も謝罪を求めることがあります。
- 怒ればいうことを聞くと思っている:怒りを感じると、何とかなると思っている人は、自分が気に入らないことがあるとすぐに怒りの感情を相手にぶつける傾向があります。
- 自己顕示欲が強すぎる:自己顕示欲が強すぎる人は、自分の意見が通らないと怒りの感情を抱えやすいです。自己顕示欲が強すぎる人は、自分が中心でいたいという願望があり、他人の意見を無視することがあります。
- 精神的に余裕がない:精神的に余裕がないと、イライラの感情が強くなります。常に精神的余裕がなく、怒りっぽい人は心が休まる場所がないと言えるでしょう。常に「怒ればいうことを聞く」という思考を持っているため、周囲から煙たがられることがあります。
怒りのタイプ
怒りの5タイプ
大きく分類すると以下のタイプに分かれます。心理的な作用もあるので、子供のころに受けた親からの常識や周りから受けた過去の体験でタイプが複雑に絡み合っていることも考えられます。
- 爆発型: 怒りが溜まると突然爆発し、大声を出したり物を壊したりするタイプです。感情のコントロールが難しく、怒りがピークに達すると周囲に対して攻撃的になります。
- 沸騰型: 怒りが徐々に高まり、最終的には沸騰してしまうタイプです。不満が積もりに積もって一気に爆発することがあります。
- 非難型: 他人の行動や言動に対して怒りを感じやすく、非難や批判をすることで怒りを表現します。
- 抑圧型: 怒りを内に抑え込み、表面上は冷静を装いますが、内面では怒りが渦巻いているタイプです。ストレスが溜まりやすく、時には突然爆発することもあります。
- 回避型: コンフリクトを避けるために怒りを表に出さず、問題から逃避しようとするタイプです。しかし、解決されない問題が積み重なることで、内面の怒りは増大します。
あの人はどのタイプ?怒りの診断”15の質問”
怒りのタイプを判断する質問です。以下の15の質問に答えて、どのタイプに最も近いかを見つけてください。各質問には「はい」または「いいえ」で答えてください
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人が自分の意見に反対すると、すぐに声を荒げてしまいますか?
- 不満が溜まると、何か小さなことで大きな怒りに変わることがありますか?
- 他人の失敗を指摘することで、自分の怒りを表現することが多いですか?
- 怒りを感じても、なるべく表に出さないようにしていますか?
- コンフリクトが起きると、その場を離れたくなりますか?
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怒りを感じると、物にあたることがありますか?
- 人との議論で、自分の感情が高まってくるのを感じますか?
- 他人を批判することで、自分の怒りをコントロールしていると感じますか?
- 内心では怒っていても、周囲には平静を保っていると思いますか?
- 問題を解決するよりも、避けて通る方が楽だと感じますか?
- 怒りが爆発すると、後で後悔することがありますか?
- 小さなことでイライラすることが、日に日に増えていると感じますか?
- 人に対して怒りを感じると、すぐに非難の言葉が出てきますか?
- ストレスが溜まると、急に感情が爆発することがありますか?
- コンフリクトを避けるために、自分の感情を抑えることが多いですか?
※コンフリクトとは、意見や感情、利害の衝突、つまり対立や論争を意味する言葉です。内面的な葛藤や矛盾する感情を指すこともあります
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